SMLのテナー

1958年製のSML社 Gold Medal "Mk. I"のテナーです！！！
見た目はセルマーのスーパーバランスアクションみたい、ネックのオクターブキーも同じだし
ベルのキーガードもセパレートだし。ケノンのバリトン同様にデザインが何とも素敵で
古いアクセサリーや銀食器みたいな独特の存在感が有ります！！！
意外にデカベルで、キーもゴツイのでゴリッとしたパワフルな音がするかと想像していたら
とても滑らかな立ち上がりで、軽やかなフランスの香りのする雰囲気
セルマーみたいなスピード感や、コーンみたいなアメリカのジャズの感じは無いけど、SMLはなんとも上品な優しい音色っす。
58年って言うと、あと少しでモードジャズが始まりそうな時期だし、
ビバップからモードに繋がるあの時期のジャズの音がするかと思ったら
良い意味で全然違う優雅なサウンド。これは面白い楽器っすー！！！！
早速今週のライブで使うぞ！！！

色もロゴも時代を感じさせる存在感っす。うつくしい！！！

自分で言うのもなんですが変な楽器ばかり使っています・・・。
ソプラノはCONNだし、バリトンはケノンだし、テナーにSMLが来てインチキ臭さが増しました・・・。
これ仕事に持って行ったら「何その楽器？！？！」みたいな注目度が高そうっす！！！！
ううーーん、レコーディングでも使ってみたいなー。