レッスンと栗コーダーカルテット

午前中からサックスのレッスンを1人。
楽器を始めて半年くらいの人なのですが、壁を乗り越えて良い方向に向かっている感じでレッスンしていて楽しい気分。
最近サックスの先生業が楽しくて・・・、というのも良い生徒が集まっているからだろうと思います。
みんなやる気が有るので、アドバイスをするとすぐに音に反応が出るのです。(たとえそれが間違った方向に向いていても・・・)
今度はそれに対して、「それはちょっとやり過ぎかな??」とか、「今のくらいが自然で良いよ」とかまたアドバイスをして、
でも生徒には、すぐに微妙な違いが判らなくても、何度も聞き比べたり録音してみたりしていくうちに耳がシビアになって来て、
僕の言ってる微妙な違いが判るようになったりして、その場で完璧には出来なくても確実に成果が見られる人がほとんどです。なので凄く楽しいのです。
楽器の上達は、自分の耳をどれだけシビアに(ドットを細かく?)育てるかだと思うんですよねー。(音だけじゃ無くて、歌い回しとかも含めて)
例えば毎日鏡で入念にお肌のチェックをしている女の人とかって、昨日は飲み過ぎたからお化粧ののりが悪いとか、色々判るだろうけど
僕みたいにチェックしてない人は、「ポツポツとニキビが出来てるよ!!」と友達に言われてやっと気がついたり・・・。
みたいな事が楽器にも有って、毎日細かく細かく自分の音をチェックしていると、微妙な違いを聞き分ける耳が育つんだと思っているのです。
僕の考える楽器の先生事は、この耳を育てる事だと思うんですよねー。音が悪いのは言語道断です!!!
「吹いて聞かせて手本を示して、生徒が吹いて、微妙な違いを聞き分けられるようになるまで何度も交代に吹いて、違いが判ってもう大丈夫だなと思ったらあとは宿題に・・・」
こんな先生なので、「このコードはこのスケールで・・・」とか、「コルトレーンはこういう風に吹く・・・」みたいなレッスンに中々なりません。
このまま、年を取ったら小言の多い偏屈おやじに成る気がしますよ・・・。ううううーーん。こまった。



レッスン後は銀座へ。
ちょっとわけあって普段自分では行かないようなお店を周る。というか連れて行ってもらう。
昼間の炎天下のなか歩いて歩いて汗だくでしたが、新しい物を見るのは楽しいですねーー!!!
そんなこんなで、東京駅まで歩きそこから電車で舞浜駅へ。
ディズニーランドの横のイクスピアリで、DCPRGのベーシストでもある栗原さんのリーダーバンド「栗コーダーカルテット」のライブを見る!!!!
栗コーダー最高!!めちゃくちゃ楽しいのでっす!!!!一曲目のピタゴラスイッチのテーマ曲で子供の心をわし掴み!!!(僕の心もわし掴み!!!)
他にはダースベイダーのテーマ曲のカバー!!!!リコーダとウクレレのダースベイダーなので
ダースベイダーが2頭身にデフォルメされて愉快に歩いてるみたいなサウンドなのです!!!!
栗原さんのMCも面白くてで「CD聞いた人のネットの感想では、やる気の無いダースベイダーと言われてますが・・・・、やる気無くないです!!!!
」とか言っていました。愉快なダースベーダーです!!!!
終了後に皆さんに挨拶して帰宅。またもや葛西臨海公園駅からのバスが無くなり、タクシーで・・・。バス終わるの早過ぎだよ。


栗コーダーカルテットのサイト
http://www.kuricorder.com/


ダースベイダーの視聴は↓!!
http://www.geneon-ent.co.jp/music/sounddata/ukulele/teikoku.mp3